Vol.6 No.250
(1999年09月22日
水曜日)
59カ国・地域が競う「第23回世界新体操選手権大阪大会」、9月28日開幕、アジアで初開催
新体操の世界選手権大会としてはアジアで初の開催となる「1999年第23回世界新体操選手権大阪大会」 が9月28日−10月3日、大阪市中央体育館(同市港区)で開催される。2000年シドニーオリンピックの出場権もかかるこの大会には、史上最多の59カ国・地域から選手・役員800人が参加し、個人競技4種目(ロープ、フープ、ボール、リボン)、団体競技2種目が行われる。 日程は、開会式が28日、29−30日 に国別対抗予選と個人総合予選、1日 国別対抗決勝、1−2日団体総合、2日 個人総合決勝、3日は 個人種目別決勝・団体種目別決勝と閉会式。このうち個人競技では、ヨーロッパ選手権個人総合2連覇のアリーナ・カバエバ(ロシア)、97年ベルリン大会で優勝したエレーナ・ビトリチェンコ(ウクライナ)、ヨーロッパ選手権2位のユーリア・ラスキナ(ベラルーシ)ら強豪が競い合う。日本からは村田由香里ら4人が参加する。
二酸化炭素を冷媒とした地球にやさしい「密閉型コンプレッサ」を世界で初めて開発、三洋電機三洋電機はさきごろ、二酸化炭素を冷媒とした地球にやさしい「密閉型コンプレッサ(空気圧縮機)」を世界で初めて開発したことをあきらかにした。10月18日からの日本冷凍空調学会で発表する。自然界に存在し、冷媒に活用できる物質(自然冷媒)として、 二酸化炭素はこれまで船舶用などに用いられてきており、可燃性、毒性がなく、経済性にも優れている。が、冷凍サイクルに適用した場合には高い動作圧を必要とするため、実用化のためには高圧下での高効率なコンプレッサの開発が必要だった。 今回開発されたコンプレッサは、従来の冷媒の3−5倍の高圧を必要とする二酸化炭素の圧縮を2回に分けて行う方式を採用、高効率で低振動・低騒音を実現した。 (三洋電機 URL http://www.sanyo.co.jp/)
「世界ビジネスコンベンション」(G-BOC'99)、「JETRO海外投資促進フェア」と併せ61カ国・地域が参加世界ビジネス・コンベンション開催協議会(京都・大阪・神戸商工会議所などで構成)は、14回目の国際商談・情報交換会「1999年世界ビジネス・コンベンション」(G-BOC'99)を、10月18日−20日、マイドームおおさか(大阪市中央区)などで開催する。今回は32カ国・地域から企業、政府、経済団体関係者など600人と、国内2,500社が参加する。同時開催の、対日・対外投資関連の情報収集・提供の場「JETRO海外投資促進フェア」(51カ国・地域と96機関が参加)を含め、61カ国・地域が260ブースに出展する。期間中、事前アレンジによる個別商談会をはじめ、海外17カ国・地域の代表者による各国の最新経済情報・投資環境の紹介「国別ビジネス・チャンス・セミナー」、業界で高いシェアを誇る内外21の中堅・中小企業が、優れた技術や製品を紹介する「グローバル・エクセレント・プロダクツ・フェア」などが催される。 問い合わせ先:G-BOC'99開催協議会 E-mail gboc@osaka.cci.or.jp URL http://www.osaka-cci.go.jp/gboc/
障害者福祉分野の国際賞「第3回糸賀一雄記念賞」、インドネシアのスーゲング・スーパリ氏らが受賞障害者福祉の分野で顕著な活躍をした内外の功労者を顕彰する「第3回糸賀一雄記念賞」の受賞者が、リハビリテーション・インターナショナル・インドネシア国内事務局長のスーゲング・スーパリ氏(70)、社会福祉法人東京コロニー理事長の調一興(しらべ かずおき)氏(72)に決定した。スーゲング氏は、長年にわたり地域におけるリハビリテーションの発展、障害ある全ての人々の機会均等や社会的統合を目指した戦略「地域リハビリテーション」の開発と実現に寄与したことなどが評価された。調氏は、社会福祉法人東京コロニーの設立や授産施設の発展への尽力、多数の著書を通しての障害者福祉を巡る現状や課題の指摘、分析など行動・理論両面における活動が認められた。 授賞式は11月14日に、滋賀県立芸術劇場びわこホール(大津市)で行われ、賞状と賞金200万円が贈呈される。
凸凹道を再現する「歩行感覚提示装置」を開発、歩行回復訓練への応用も、ATR-MIC関西文化学術研究都市にあるATR知能映像通信研究所(京都府相楽郡精華町)は、凸凹を有する歩行面を再現できる「歩行感覚提示装置(GSS)」を開発した。歩行回復訓練などへの応用が期待される。同研究所ではこれまでに、利用者が室内にいながら遠隔地を実際に歩いているような感覚でトレッドミル(ベルトコンベア)の上を歩く「歩行感覚提示装置」と、凸凹地形の形状を再現する可変形状床面「地形シュミレータ」を開発していた。 今回のGSSはこれらの技術を統合したもので、コンピュータに記録されている地形情報によって、ベルト走行面(600mm×1500mm)に凸凹形状(±30mm)を再現した。9月29日から奈良県新公会堂で行われる日本バーチャルリアリティ学会で発表される。
明石海峡大橋の間近に本格的なアウトレットモールが10月オープン、マリンピア神戸ポルトバザール
明石海峡大橋の間近にあるマリンピア神戸ポルトバザール(神戸市垂水区)に、売場面積8,082uの本格的なアウトレットモールが10月1日オープンする。すでに7月30日から営業を始めているレストランなどと併せて、神戸西部の一大集客拠点となりそう。この「ファクトリーアウトレッツ」は、日本初出店となるアメリカのスピーカーメーカー「BOSE」をはじめ、メンズ、レディースファッション、スポーツウェア、アウトドアウエア、シューズ、生活雑貨などの有名ブランド38店舗で構成。ターゲットは20−30代、年商59億円を見込んでいる。 関西のアウトレットモールは、95年3月に「鶴見ななぽーとブロッサム(7,300u、大阪市)」が、98年3月に「浜大津オーパ」(1,000u、滋賀県)が、今年3月には日本最大の「ATCタウンアウトレットMARE(マーレ)」(12,000u、大阪市)などがオープンしている。 問い合わせ先:ポルトバザールオペレーションセンターE-mail info@portobazar.com URL http://www.portobazar.com/
Kansai in Focus: デカンショ節の新生「篠山市」、秋の行楽客獲得へ4つの「まつり」民謡「デカンショ節」の町、兵庫県篠山町が隣接の西紀、丹南、今田の3町と合併して篠山市(人口4万7,000人)となってから5カ月半。同市ではいま、合併後初めての秋の行楽シーズンを迎えて客寄せ行事の「味まつり」などの準備に追われている。合併したとはいえ、地域それぞれの独自性も尊重しなければならず、今年は旧4町の恒例の催しはそのまま残し共通のPRパンフを作ってムード盛り上げをはかるだけにとどまったが、今後への課題はもちろん多い。同市商工観光課では「合併効果をどう生かすか、催しの相互乗り入れなども考えなければなりません」と、はやくも来年への構想を練り初めている。旧篠山町は標高500−600メートルの丹波山地に囲まれた緑豊かな城下町で、古くから旧京街道の宿場町としても栄えた。産業は農業が主体だが、特産の黒大豆、山芋、栗、篠山牛、猪肉などに人気があり、実りの秋を中心に年間180−200万人もの観光客がやってくる。国指定史跡の篠山城跡のほか篠山歴史美術館、大正ロマン観光案内所、たんば田園交響ホールなどの人気施設もそろっており、毎年10月の「ささやま味まつり」には3日間で15万人もの人出がある。 「ささやま味まつり」は、今年も来月9−11日に篠山城跡周辺をメーン会場に開かれ農協、商工会などの特産品の売店が軒を連ねるほか、ビンゴゲームなどの催しがにぎやかに開かれる。 この篠山町と合併した3町も観光町起こしには力を入れ、今年も旧西紀町で「味覚フェア楽市楽座」(10月16−17日)が開かれるほか、旧丹南町で「たんなん味まつり」(同)、旧今田町で「丹波立杭焼陶芸まつり」(同)が予定されている。 これら4つの「まつり」の連携はもちろんこれからの大きな課題だ。今年は市政初年度とあって「ひとまず地域性尊重でいきます」というわけだが、本音は旧4地域合同の企画や催しにある。来年以降が知恵の見せどころである。 その来年3月、篠山市にもうひとつ観光の目玉が誕生する。篠山城跡で1994年に消失した木造「大書院」の復元工事が完成するのである。 この建物は江戸時代に建てられ、明治以後は小学校などに使われていたもので、1996年から総工費13億円で工事にとりかかった。床面積739平方メートルの大書院と史料館からなり、市民の文化活動の会場などとして使われる。 城跡には豪壮なお堀や石垣はあるが、天守閣など建築物は残っていなかっただけに、同市では「これで城下町・篠山のグレードアップは間違いない。工費のうち3億1,000万円は市民らからの寄付です」と胸を張り、その客寄せ効果に大きな期待を寄せている。(K)
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